博多駅周辺のお土産店からピックアップ！贈り物にもおすすめしたい、知る人ぞ知る”食”のお土産３選

福岡県を代表する大都市であり、博多湾と日本三百名山のひとつ・脊振山（せふりさん）をはじめとする山々に挟まれている博多市。豊かな自然と風土がもたらす新鮮な素材によって、多彩な食文化を育んできました。今回は、そんな福岡の特産品を堪能したり食文化を感じることができるお土産に注目。博多駅周辺のお土産店で販売されている、知る人ぞ知る逸品を3つ選んでみました。おうちでのティータイムや食事に特別感を与えてくれるので、贈り物にもおすすめです。

素朴な味わいと美しい見た目にうっとり。３５０年以上の伝統を受け継ぐ、手作りの和菓子「鶏卵素麺」

「鶏卵素麺」は、1673年創業の老舗和菓子店「元祖鶏卵素麺　松屋」の看板商品。創業者の利右衛門が、ポルトガル伝来の南蛮菓子であるフィオス・デ・オーヴォス（卵の糸と言う意味）に魅了されたのが誕生のきっかけ。その製法を学び「鶏卵素麺」と名付け、製造・販売を開始しました。今もなお、創業以来の製法をそのまま受け継ぎ、全てが手作業で作られています。無添加、無着色、無香料にこだわっている点も注目すべきポイント。鶏卵と糖蜜のみで作られる色鮮やかな鶏卵素麺は、まるで芸術品のよう。口に入れると、さっくりとした心地いい食感。そして１本１本がホロホロとほどけていき、まろやかな卵黄のコクと糖蜜の上質な甘みが口いっぱいに広がります。通常のものに加えて、ひと口サイズにカットして竜皮昆布で巻いた「たばね」の２種類からお好みをセレクトしてみて。

営業時間	11:00～20:00　年中無休
住所	福岡県福岡市博多区中洲4-7-13
アクセス	キャナルシティ・福岡ワシントンホテルより徒歩12分
URL	http://matsuya.fukuoka.jp/index.html

５月から１１月下旬までの期間限定！苺の王様・あまおうの果汁をたっぷり練り込んだ、唯一無二のわらび餅「博多あまび」

福岡県を代表する果物といえば「あまおう苺」。県内には、そんな「あまおう苺」を使用したスイーツが目白押し。なかでも、最西部の糸島市に本店を構え、“あまおう苺を加工するプロ”を宣言するスイーツ店「伊都きんぐ」は、杏仁豆腐や羊羹など他にはない魅力的な苺スイーツが揃うショップとして注目を集めています。特におすすめしたいのが「博多あまび」。あまおう苺に稀に感じる“切ない味”を表現しているそう。口に入れるとびっくり。食感はツルンとしたわらび餅なのに、まるでフレッシュな苺を食べているかのような気分に。あまおう苺の優しい酸味も健在で、素材そのものの味が凝縮されています。付属の練乳ときな粉をかけて、違う味わいを楽しめるのも魅力。詳しい食べ方はパンフレットに記載されているので、好みのマリアージュを見つけてみて。

営業時間	11:30〜21:00　第2・第4月曜定休
住所	福岡県福岡市今泉1-22-21
アクセス	キャナルシティ・福岡ワシントンホテルより徒歩19分
URL	https://www.itoking.jp/index.html

だし・ふりかけ・調味料と、様々な用途で使える万能選手！博多限定商品「茅乃舎あごだし」と「茅乃舎いりこだし」

上質な国産素材を厳選し、化学調味料や保存料を一切使用せずに作られた食品が揃う「茅乃舎」。和食から洋食まで幅広いジャンルのお料理に使用できる、家庭用本格だしが有名です。「茅乃舎あごだし」と「茅乃舎いりこだし」は、福岡の店舗でしか手に入れることができない限定商品。“あごだし”の“あご”とは、トビウオのこと。西日本では“あご”という呼び名で親しまれています。「茅乃舎あごだし」は、水揚げされた新鮮な“あご”をふんだんに使用。まずは焼いて香りと甘みを引き出し、さらに干して丸ごと粉砕。そこに３種類の素材をブレンドし、海塩と醤油で下味をつけているそう。深いコクと厚みのある味わいが特徴です。一方「茅乃舎いりこだし」は、背黒片口イワシと白栗片口イワシの２種類の煮干しをブレンドし、力強い旨味と香ばしさを生み出しています。お料理のだしとして使用することはもちろん、そのまま食べることもできるので、ふりかけや炒め物の調味料として使ってみるのもいいかも。

取り扱い店舗	博多駅デイトス店（JR博多駅1階）ほか ※上記はキャナルシティ・福岡ワシントンホテルに最も近い店舗です。 ※その他の店舗は公式ホームページにてご確認ください。
アクセス	キャナルシティ・福岡ワシントンホテルより徒歩12分
URL	https://www.kayanoya.com