秋葉原で女子旅のお土産探し。職人技が詰まったレトロモダンな手作り雑貨を手に入れられる、駅周辺のおすすめ店3選

秋葉原はかつて、水路が整備されていたことから水運が盛んに行われていて、1928年から1989年には駅前に日本一の青物市場がありました。多くの商人たちが集まる場所であったため、伝統工芸品をつくり出す職人たちがお店を構える”ものづくりの街”としても発展。現在も近代的なビル群が立ち並ぶ街並みの中に、代々伝統技術を受け継いでいるお店がたくさん残っています。そこで今回は、職人技が光る手作り雑貨を購入できるお店を3店舗ピックアップ。JR秋葉原駅から徒歩5分以内で訪れることができるので、散策やショッピングがてら立ち寄ってみては？

模様も光の放たれ方もそれぞれ異なる。エキゾチックで色鮮やかなトルコランプを、買うことも作ることもできる「らんぷ屋」

「らんぷ屋」は、トルコで1299年から約600年続いたオスマントルコ時代に宮殿やモスクで使用されていた伝統工芸品・トルコランプの専門店。トルコから直輸入されたものから、お店で作られたオリジナルのものまで、それぞれデザインが異なるランプが壁や天井にずらりと展示されています。スタンドタイプや吊り下げタイプなど、その種類は様々。色ガラスや鏡、ビーズなどで装飾されている可愛らしいランプからは柔らかな光が放たれ、リラックスできる幻想的な空間を演出。好みの模様や色合い、光の漏れ方のランプを探してみて。また、らんぷ屋では販売だけでなく体験教室も開催されています。ソフトボールほどの大きさのランプであれば2〜3時間程度で作ることができるそう。世界にたったひとつしかないハンドメイドのオリジナルランプでお家の中を照らし、旅の思い出に浸るのもいいかも。

営業時間	10:00〜20:00（金曜は18:00閉店）木曜定休日
住所	東京都千代田区神田佐久間町3-21-6 ポローニア秋葉原Ⅱ-102
アクセス	秋葉原駅より徒歩4分／秋葉原ワシントンホテルより徒歩7分
URL	https://lampya2015.wixsite.com/lampya01

使いこむごとに味わいが増す。インテリアから仕事で使えるものまで、バラエティ豊かな木製デザイン雑貨が揃う「Hacoa」

日本で流通しているメガネフレームの9割以上を生産していることで知られる、福井県鯖江（さばえ）市をご存知ですか？「Hacoa」では、この街で木製漆器作りを専門に営んできた職人たちが生み出す、現代のライフスタイルにあったデザイン雑貨を販売しているお店です。店内にはキーボードやネクタイピン、ペンケースや腕時計など、「これも木材で作ることができるんだ！」と驚かされるようなアイテムがたくさん。どれも緻密な職人技と木の温もりが宿っていて、持っていると誰かに自慢したくなるようなものばかり。木材は手入れをしながら使いこむことで、味わいのある飴色に変化したり、風合いが出てきたりと魅力が増していきます。ショップでは、そんな木材の性質やメンテナンス方法についても丁寧にアドバイスしてくれますよ。名入れサービスもあるので、自分用にはもちろん贈り物にもおすすめです。

営業時間	11:00〜19:00　水曜定休日
住所	東京都台東区上野5-9-23 AKI-OKA ARTISAN J-2
アクセス	秋葉原駅より徒歩5分／秋葉原ワシントンホテルより徒歩11分
URL	https://www.hacoa.com

江戸情緒溢れるアクセサリーやバッグなどを夫婦で生み出す、和風小物専門店「神田ちょん子」

浅草で生まれ育ったご主人と、お店のある神田須田町出身の奥様の2人で営む和風小物専門店「神田ちょん子」。ただいまと言いたくなるようなアットホームな雰囲気が漂う店内には、江戸文字が描かれている漆塗りのイヤリングやお茶目で可愛い表情や姿が目を引く江戸こけし、江戸時代に使用されていた防災服をリメイクしたショルダーバックなどが所狭しと並んでいます。これらは神田ちょん子のオリジナル商品で、全てハンドメイドの一点物。中でもおすすめは、奥様がこの町の古き良き風景を残していきたいという思いから作り始めた、商家のミニチュアだそう。細かな部分まで精巧に作られているミニチュアは全て、ひとつひとつ手作業で約3ヶ月かけて作り上げられています。宝探し気分で好みのお土産を見つけてみては？

営業時間	12:00〜19:30　不定休
住所	東京都千代田区神田須田町1-11-12-101
アクセス	秋葉原駅より徒歩5分／秋葉原ワシントンホテルより徒歩8分
URL	http://kandachonko.main.jp/index.html