休日の散策におすすめ。ノスタルジーを感じる風景&近代的な都市景観に出会うことができる、浅草周辺のインスタ映えスポット巡り
浅草周辺エリアには、歴史を感じさせる建築物やノスタルジーな雰囲気が漂う街並み、近代的な建物が作り出す絵画のような風景など、思わずカメラを向けたくなるような絶景に出会えるスポットがたくさんあります。そこで今回は、浅草周辺の散策がてら気軽に立ち寄ることができる穴場的スポットを6つセレクトしてみました。散策を楽しむのに最適なこの季節に、カメラを携えて心躍るインスタ映えスポットを巡ってみてはいかが?
全のスポットが、浅草駅から徒歩あるいは電車で15分圏内です。
赤く彩られた華やかな姿が印象的。浅草中心部と向島を結ぶ「吾妻橋」
浅草から隅田川に架かる「吾妻橋」。赤く彩られた華やかな姿が印象的です。浅草側から見ると、橋の向こう側には金色のオブジェが目立つアサヒビール株式会社本社ビルが。東京スカイツリー®︎をも望むことができるのもポイントです。以前の吾妻橋は町人たちが幕府の承認を得て1774年から5年かけて造り上げたのだそう。何度も架け替えが行われ、現在の橋は1931年に完成しました。姿を変えながら、浅草の発展を見守り続けてきたのですね。江戸時代の人々も行き交っていた場所から現代の浅草の街並みを撮影してみると、奥深いロマンを感じられるはず。
住所 | 東京都墨田区吾妻橋 |
アクセス | 浅草駅より徒歩7分 |
無数の架線が張り巡らされた空間を電車が走り抜ける、迫力満点の光景に胸が高鳴る「曳舟駅」
浅草駅から東武鉄道で2駅で訪れることができる「曳舟駅」。撮影におすすめの場所は、東武スカイツリーラインが通るホーム。上を見上げると、大量に張られている電車を吊るす架線が。その下で、電車がギリギリの距離を保ちながらすれ違ったり、並走する姿はまさに迫力満点です。東京メトロ半蔵門線や東急田園都市線と直通する電車も通るため東武鉄道・東京メトロ・東急電鉄の3社の車両が並走することも。この様子は撮り鉄の人たちから、人気を集めているのだとか。ちなみに、懐かしさ溢れる風景が広がっている曳舟駅周辺には古民家カフェが集まっています。駅に立ち寄ったら、気になるカフェを訪れてみるのもいいかも。 |
住所 | 東京都墨田区東向島2-26-6 |
アクセス | 浅草駅から東武線で2駅 |
634mの東京スカイツリー®︎全体を見ることができる穴場スポット「柳島歩道橋」
東京スカイツリー®︎のビュースポットとして知られている「十間橋」から程近い「柳島歩道橋」から撮影した一枚。目に前に遮るものが一切ないため、東京スカイツリー®︎の全貌を眺めることができます。美しさと迫力を兼ね揃えたその姿に、思わず時間を忘れてうっとりと見惚れてしまうはず。東京スカイツリー®︎は、夜になるとLEDによってライトアップ。撮影したこの日は、世界的に感染が広がる新型コロナウイルスにみんなで打ち勝とうと地球をイメージした青色のライティングが施されていました。基本カラーは、淡いブルーを基調とした「粋(いき)」紫色と基調とした「雅(みやび)」、オレンジ色を基調とした幟(のぼり)の3種類あり、毎日入れ替わります。また、季節やイベントに合わせて様々な特別ライティングも。時には気品に溢れ、時には力強さを醸し出したりと日々異なる表情を見せてくれるので、ぜひ足を運んでみては?
住所 | 東京都墨田区文花1-36と東京都江東区亀戸3丁目との間 |
アクセス | 浅草駅から2駅、押上駅より徒歩8分 |
半世紀以上前の日本へタイムスリップした気分に。現存する日本最古の地下商店街「浅草地下街」
1955年に誕生した「浅草地下街」。神田、銀座に続き日本で3番目にできた地下街で、現存する日本最古の地下商店街でもあるのだそう。建設当時は、地下にお店を作ることは非常に画期的で戦後の日本における復興のシンボルのひとつとして大いに注目されたとか。100m足らずの通路には、800円という激安理髪店や1皿350円の焼きそば専門店中古DVDや家電小物を揃えるディスカウントショップや気功整体店など、種々雑多な店舗がひしめいています。通路から様子を伺うことができる10坪に満たない店舗は、どの店舗も個性的。半世紀以上前に漂っていた、日本の空気感を感じられるはず。ちなみに、「就寝厳禁」を呼びかける張り紙は、浅草地下街の名物。いたるところで発見できるので探しながら散策してみるのも楽しいかも。東武線と銀座線の地下連絡通路からアクセスすることができますよ。
住所 | 東京都台東区浅草1-1-12 |
アクセス | 銀座線浅草駅直結 |
東京スカイツリー®︎やアサヒビール本社ビルを一望できる!穴場的展望スポット「浅草ハレテラス」
1931年に建設された、東武スカイツリーライン直結の浅草駅ビル。当時の外観を再現、そしてシンボルである時計台を復元し2021年に商業施設「EKIMISE(エキミセ)」としてリニューアルオープンしました。そんなEKIMISEの屋上には、フォトスポットとしておすすめしたい展望デッキ「浅草ハレテラス」があります。目に前に遮るものが一切ないため、634mの東京スカイツリー®︎の全貌を見ることが可能。頭上にはどこまでも続く空が広がっていて、開放感たっぷり!ベンチが設置されているので、通り抜ける春風を浴びながらダイナミックな景色をゆっくり堪能して。フードやドリンクを持ち込んで、ピクニック気分を味わってみるのもいいかも。また、テラスの一角には「正一位出世稲荷大明神」が鎮座。出世のほか商売繁盛、縁結びなど様々なご利益を得られるそうなので、参拝をお忘れなく。
営業時間 | <ハレテラス >10:00〜20:00 <ショップ> 10:00〜20:00 <レストラン> 11:00〜22:00 |
住所 | 東京都台東区花川戸1-4-1 |
アクセス | 東武スカイツリーライン浅草駅直結 |
URL | https://ekimise.jp |
日本初のバーとして誕生。伝説のカクテル”デンキブラン”で知られる「神谷バー」
1880年に日本初のバーとして誕生した「神谷バー」。130年以上に渡って浅草の発展を見守り続けてきたこの建物は、有形文化財に登録されています。辺りが暗くなると、温かみのある光に照らされます。その姿は、1880年代へと時が巻き戻されたかのよう。レンガの外壁に取り付けられた、赤色のネオンがよりノスタルジーな雰囲気を演出しています。神谷バーといえば、伝説のカクテルとも呼ばれている“デンキブラン”が有名。1882年に創業者・神谷伝兵衛氏が生みだしたそう。ブランデーをベースに、ワイン、キュラソー、薬草などがブレンドされ、ほんのりとした甘味がクセになる一杯。配合の分量は明かされていないため、探究心がくすぐられます。そんなデンキブランは2Fのレストラン、3Fの割烹料理屋でも味わうことが可能です。
営業時間 | 11:30〜22:00 火曜定休 |
住所 | 東京都台東区浅草1-1-1 |
アクセス | 浅草駅より徒歩2分 |
URL | http://www.kamiya-bar.com |
今回の旅の拠点
ホテルグレイスリー浅草
都営浅草線「浅草駅」 徒歩3分 / 銀座線「浅草駅」 徒歩5分
ホテルタビノス浅草
つくばエクスプレス浅草駅 徒歩4分/東京メトロ田原町駅 徒歩9分/都営浅草線浅草駅 徒歩12分