真珠を連想させる、銀座を代表する個性派ビル。夜の姿は宝石箱のような「MIKIMOTO Ginza 2」

世界有数のジュエラーとして名高い「MIKIMOTO」。なかでも、銀座の並木通り沿いにあるジュエリー店、「MIKIMOTO　銀座2丁目店」はそのユニークな外観が目を引き、銀座のランドマーク的存在となっています。

壁面にランダムに空いた開口部や、真珠を連想させるパールカラーの塗装は「MIKIMOTO」らしい軽やかさや上品な力強さを表現したデザイン。

スケールのある建築ながらも、一般建築物に初めて「鋼板コンクリート構造」を採用し、揺れ動く瞬間を捕まえたような開口部をプラスすることで、抽象的なイメージを実現したのだとか。

夜は外壁の開口部から照明の光が漏れ出し、まるで深い輝きを放つ宝石箱のような表情も垣間見ることができます。

過去にグッドデザイン賞も獲得したこのビルは、「Mikimoto Ginza2」と呼ばれ、その優美な建築をひと目見に遠方から足を運ぶ人も少なくないのだとか。

ちなみに、同じく銀座にある「MIKIMOTO 銀座4丁目本店ビル」は、春の海の輝きをイメージしたデザインが魅力的な建物。ファサードには4万個のガラスビーズが使用され、日差しを浴びてキラキラと光る外壁に足を止める人も少なくありません。

銀座に来たら、このエリアを代表する2つの個性派建築を散歩しながら見つけてみて下さいね。