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会津のまちなか周遊バス「ハイカラさん」の1日乗車券で巡る、雪化粧で彩られた歴史スポット3選

雪に覆われた会津武家屋敷(Aizu Samurai House Covered with Snow)

戦国時代から東北の要衝として栄えた会津の地には、いたるところに歴史を感じさせるスポットがあります。まるで江戸時代や明治時代の会津へとタイムスリップをしたかのような気分で、雪景色の静けさに浸りながら、歴史スポットを訪ね歩くルートを今回は紹介します。今回ご紹介するスポットは全て、まちなか周遊バス「ハイカラさん」の1日乗車券で巡ることができますよ。

まちなか周遊バス「ハイカラさん」は、会津若松ワシントンホテルから徒歩4分の若松駅前より30分間隔で運行されています。

歴史ある酒蔵の中で、日本酒の魅力あふれるスイーツや古酒を味わう「酒蔵カフェ杏」

末廣酒造嘉永蔵(Suehiroshuzo Kaigura)
Photo by @__panpapan__

江戸時代末期から会津若松でこだわりの酒を作り続けている末廣酒造。その敷地内にある酒蔵カフェ杏では、1892年に建てられた趣のある蔵の中で日本酒メーカーならではのスイーツを頂くことができます。仕込み水を使って抽出した極上のコーヒーとともに大吟醸を使ったシフォンケーキや口の中でとろける純米吟醸酒ゼリーを味わいましょう。30年近く熟成された古酒も提供されているので、べっこう色にきらめくお酒に酔いしれてみてはいかがでしょう?時間にゆとりがあれば、無料で開催されている仕込み蔵の見学ツアーもおすすめです。昔ながらの日本酒造りを学んだ後は、常時6~10種類用意されている酒蔵ショップの試飲コーナーにも立ち寄ってみてくさいね。

営業時間9:00~18:00 水曜定休
※水曜日が祝日の場合は営業。
住所福島県会津若松市日新町12-38
アクセスハイカラさんにて「大和園」下車後、徒歩1分
URLhttps://www.sake-suehiro.jp/kurakoubou/kurakoubou.html

冬限定で特別公開される会津藩23万石の家老屋敷「会津武家屋敷」

雪に覆われた会津武家屋敷(Aizu Samurai House Covered with Snow)
Photo by @lily12o7

絵ろうそくまつりの前には、幕末にタイムスリップしたような気分になれる歴史感動ミュージアム「会津武家屋敷」に立ち寄ってみてはいかがでしょう?会津藩23万石の家老であった西郷頼母の邸宅を再現した家老屋敷をはじめ、当時の暮らしをうかがい知ることができる建物や歴史的資料が勢揃いするスポットです。特に家老屋敷は規模が大きく、敷地面積2400坪・建築面積280坪に及び、当時の生活調度品が置かれた38の部屋はいずれも見ごたえがあります。冬季期間中であれば、普段は外からしか見ることができない家老屋敷の室内へと足を踏み入れることができますよ。一面が銀世界になった広大な敷地内は、雪見の散策だけでも楽しめます。

営業時間8:30~17:00(4~11月)/ 9:00~16:30(12~3月)
※2022年度は、会津武家屋敷ろうそく祭の開催は中止。
入場料850円
住所福島県会津若松市東山町大字石山字院内1
アクセスハイカラさんにて「会津武家屋敷前」下車後すぐ
URLhttp://bukeyashiki.com/

雪をまとった伏見ヶ滝の絶景を隣に、伝説の温泉でぽかぽか癒やされる「庄助の宿瀧の湯」

滝の湯(Takinoyu)
Photo by @funfun_100

雪景色を堪能しているうちに、冷えきった体は温泉で芯から温めたくなりますね。会津の温泉地の一つ、東山温泉は、1300年ほど前に行基上人が「伏見ヶ滝」周辺で発見した源泉を使っているエリアです。そんな伝説のお湯で癒やされたい人が日帰りでも利用できる施設が「庄助の宿瀧の湯」。名滝に隣接しており夜はライトアップも楽しめる「瀧美の湯」や全国的にも有名な酒蔵「花春酒造」から特別に譲り受けた日本酒の麹釜を利用した「庄助酒風呂」など個性的な露天風呂に加え、トルマリン石や青森ヒバを使った大浴場などもあり、いずれもリラックス効果たっぷりです。雪化粧がほどこされた滝の絶景を眺めつつ、ゆったりと雪見風呂に浸かってみては?

営業時間5:30~24:30
日帰り入湯料1200円(小タオル1枚付)
住所福島県会津若松市東山温泉108
アクセスハイカラさんにて「東山温泉入口」下車後、徒歩1分
URLhttps://shousuke.com/

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