金運と商売繁盛のパワースポット「三囲神社」。歴史ある境内からは東京スカイツリー®️を見上げることも

東京都墨田区にある「三囲（みめぐり）神社」は、隅田川七福神めぐりの一社として知られるパワースポット。江戸時代から三井（三越）とゆかりのある神社としても有名で、触ると金運・商売繁盛につながるとされる石像をはじめ、さまざまな石碑が置かれています。

「三囲神社」の創建年代は明らかにされていませんが、真言宗の開祖である「弘法太師空海」が創建したと言われています。社伝によると、三囲神社が現在の場所に構えたのは平安時代初期のこと。同神社を改築する際に、白いきつねが現れて神像の周りを3回まわったことから“三囲神社”と改称したという言い伝えもあります。風格ある佇まいからは、その歴史の長さが感じられます。

また当神社は、江戸時代に三井家（三井財閥）が「商売繁盛の神様」として崇めていた神社としても有名。三井の「井」の字を四角でかこんだ「囲」の字であり、“三井を守ってくれる”と考えられたのだそう。現在でも日本橋三越本店や銀座三越の屋上には、同神社の分霊が祀られています。2009年に池袋・三越が閉店した際には、店頭に置いてあったライオン像を神社へ奉納。今や三囲神社のシンボルとされ、ライオンの像の足を触ると金運や商売繁盛にご利益があると言われています。

三柱鳥居や三越のライオン像をはじめとする、古く貴重な奉納物が多数の集まる境内からは、東京スカイツリー®️を眺めることも可能。江戸時代から続く歴史ある名所と現在の名所がコラボレーションした姿を楽しめます。