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4月中旬頃までが見頃。真っ白な砂が”枝垂れ桜”のピンク色を引き立てる枯山水庭園のある「高台寺」

高台寺の枝垂れ桜(Weeping Cherry Blossom Tree of Kodaiji Temple)

清水寺や平安神宮、京都市動物園などを有する京都市東山区に位置する「高台寺」。豊臣秀吉の妻である”北政所ねね”が、豊臣秀吉の死後に菩提を弔うため建てたお寺です。同寺では、枯山水庭園に植えられた「枝垂れ桜」が見事に咲き誇る春景色が人気。一目見ようと多くの観光客が訪れます。夜には桜のライトアップが行われ、昼間とは違う景色を楽しむことができるのも嬉しいポイントです。

高台寺の開山堂(Kaizando of Kodaiji Temple)

1606年に創建された「高台寺」。正式名称は高台寿聖禅寺ですが、地元の人からは豊臣氏の妻であった”ねね”が建立したことから、「ねねの寺」として親しまれています。境内には四季折々の風景が眺められる庭園をはじめ、漆塗りの平面に金粉をまいて描かれた高台寺蒔絵のある「霊屋(おたまや)」などの重要文化財、竹林の道など数多くの見どころがあります。

高台寺の枝垂れ桜(Weeping Cherry Blossom Tree of Kodaiji Temple)
Photo by @mika_kotaro

なかでも有名なのが、境内にある方丈庭園の波心庭(はしんてい)。波しぶきを表している白砂が印象的な枯山水庭園には、大きな枝垂れ桜がシンボルとなっています。真っ白な砂が桜のピンク色を引き立てて、一層美しさを増しています。

ライトアップされた高台寺の枝垂れ桜(Illuminated Weeping Cherry Blossom Tree at Kodaiji Temple)

例年の枝垂れ桜の見頃は、3月下旬〜4月中旬頃。開花期にはライトアップされ、毎年3月〜5月上旬にかけて夜間特別拝観も可能です。ライトアップされた夜桜は、侘び寂びの精神が感じられる厳かな空間に、柔らかさと華やかさを添えます。昼と夜で表情が異なるので、どちらもどちらも鑑賞するのもいいかもしれませんね。

拝観時間9:00〜17:30
※17:00に受付終了
※夜間特別拝観期間中は拝観時間を延長(17:00点灯〜22:00)
住所京都府京都市東山区高台寺下河原町526番地
アクセスホテルタビノス京都:河原町五条からバスで約9分、東山安井で下車後徒歩7分
ホテルグレイスリー京都三条:河原町三条からバスで約10分、東山安井で下車後徒歩7分
URLhttps://www.kodaiji.com/

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