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70年以上も前に建てられた銭湯が現代アートギャラリーに。東京ならではの建築様式も見どころの「SCAI THE BATHHOUSE」

東京国立博物館や東京美術館からほど近い場所に位置する、現代アートギャラリー「SCAI THE BATHHOUSE(スカイザバスハウス)」。同ギャラリーは1951年に建てられた銭湯を改装したもので、展示されているアートも古き良き雰囲気を纏う建物も、両方の鑑賞を楽しむことができるスポットとなっています。

スカイザバスハウス(SCAI THE BATHHOUSE)

「SCAI THE BATHHOUSE」は古い建物が多くレトロな雰囲気が色濃く残る東京台東区谷中にあります。同ギャラリーの建物自体は、”柏湯”という銭湯として1951年に建てられたもの。ノスタルジックな雰囲気をそのまま残して1993年に現代アートギャラリーとして生まれ変わり、国内外で活躍しているアーティストだけでなく若手アーティストの作品展も開催されています。

スカイザバスハウス2(SCAI THE BATHHOUSE)

同ギャラリーの見どころは展示されている作品はもちろん、建物外観も。立派な屋根瓦が圧巻の”宮造り様式”をしています。この様式は東京の銭湯特有なので、東京でだけで見ることができる貴重なもの。誕生した理由には1923年に起きた関東大震災後の人々を元気づけるためや、たくさんのお客さんに来てもらえるよう目を引くようにしたなど諸説あります。また、銭湯らしい雰囲気をより高めてくれている入り口の左右にある青いタイルにも目を向けてみて。1つひとつ表情が違うから見ているだけで楽しくなってきますよ。アート作品だけでなく、東京ならではの銭湯建築も魅力的な一石二鳥のギャラリーは必見です。

開廊時間12:00~18:00 ・日、月、祝日休廊
※展示品の入替期間等は休みになるため事前にHPでご確認ください。
住所東京都台東区谷中6-1-23
アクセスJR「日暮里駅」より徒歩8分
ホテルタビノス浅草:ホテルから徒歩3分、西浅草三丁目よりバスで8分の谷中で下車後徒歩1分
ホテルグレイスリー浅草:ホテルから徒歩7分、浅草寿町よりバスで8分の鶯谷駅前で下車後徒歩12分
URLhttps://www.scaithebathhouse.com/ja/

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