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約3,500株の紫陽花が境内を埋め尽くす。”紫陽花宮”との別名も持つ「藤森神社」

勝運の神、馬の神として有名な「藤森神社」。近年は”紫陽花宮”といわれるほど境内に咲き誇る紫陽花が話題になっています。その数は何と約3,500株。たくさんの紫陽花に囲まれながら撮影が楽しめます。見頃は例年7月上旬くらいまで。色とりどりの紫陽花で溢れる光景は圧巻です。

藤森神社(Fujimori Shrine)
Photo by @nkyon2929

武道をつかさどる神様をお祀りしていることから、勝負事に御利益がある勝運の神として信仰を集める「藤森神社」。菖蒲の節句の発祥の地としても知られていて、この時期にそれぞれの家で飾る武者人形には同神社の神様が宿るといわれています。また節句の時期に合わせて行われる藤森祭では、武者行列が3基の神輿とともに町を練り歩く姿も見ることができるそう。毎年多くの人で賑わう同祭ですが、なかでも馬に乗ってさまざまな技を披露する駈馬(かけうま)神事は迫力満点で見応え十分。1,200年前から伝わる伝統のある神事で京都市の民俗無形文化財にも指定されています。

藤森神社2(Fujimori Shrine)
Photo by @nkyon2929

そんな歴史のある同神社で近年話題になっているのが紫陽花。境内2か所に広大な紫陽花苑があり、青色や紫色、ピンク色など、色とりどりの紫陽花約3,500株が咲き誇ります。どの紫陽花も背丈ほどの大きさで圧倒されるような光景が楽しめることから、同神社は”紫陽花宮”とも呼ばれるように。例年6月上旬から7月上旬の1ヶ月間が見頃で、2023年は6月3日から紫陽花苑の公開が始まっています。期間中には様々な行事の開催も予定されているのでぜひ足を運んでみて。

紫陽花苑の開苑期間2023年6月3日から約1ヶ月間(予定)
住所京都市伏見区深草鳥居崎町609
アクセス京都市バス「藤森神社前」下車後、徒歩2分
ホテルタビノス京都:清水五条駅から京阪本線準急で7駅、墨染駅より徒歩5分
ホテルグレイスリー京都三条:ホテルより徒歩9分、三条駅から京阪本線準急で9駅、墨染駅より徒歩5分
URLhttp://www.fujinomorijinjya.or.jp/

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