除夜の鐘や年越し神事。年末年始限定の京都を楽しもう
年末年始、せっかくのお休みなので家族で出かけるという方も多いのでは?年末年始を過ごすなら、京都旅行がおすすめです。京都には初詣できる有名な神社や寺院が多いだけでなく、除夜の鐘や年越し神事が体験できるスポットもたくさん。日本の伝統的な文化を体験しながら、一年の穢れを祓い、新年を気持ちよく迎えてみてはいかがでしょう。
ダイナミックな除夜の鐘を見学できる名刹「知恩院」
知恩院は浄土宗の総本山。浄土宗の開祖である法然上人が晩年暮らしたことでも知られる、歴史ある寺院です。知恩院は大晦日の夜に寺院の梵鐘(ぼんしょう)を突く「除夜の鐘」でも有名です。NHKで年越しに放送される番組「ゆく年くる年」でも生中継されているので、ご存知の方も多いかもしれません。当日は先着で除夜の鐘が見学できる他、2024年は12月27日に試し撞きする様子を間近で見学することができます。一人では突けないほど大きな梵鐘は迫力満点!せっかくならその生の音色を体感してみてはいかがでしょう。混雑必至なので、スケジュールはしっかりチェックして向かうのがおすすめです。
開催期間 | 2024年12月31日 22:40~ 試し撞き:2024年12月27日 14:00~15:00 |
住所 | 京都府京都市東山区林下町400 |
アクセス | ホテルグレイスリー京都三条より徒歩約20分 ホテルグレイスリー京都三条より徒歩約5分のバス停「四条河原町」からバスで約5分、「祇園」で下車し徒歩約6分 ホテルタビノス京都より徒歩約2分のバス停「河原町五条」からバスで約10分、「祇園」で下車し徒歩約6分 |
URL | https://www.chion-in.or.jp/ |
京都の風習「をけら詣り」。八坂神社で厄除けを祈願し、新年の準備をしよう
大晦日の夜から元旦にかけて、夜通し御神火を焚(た)く神事「をけら詣り」。京都ならではの風習であり、伝統的な京都の年末の過ごし方です。京都の中でも代表的なのが八坂神社の「をけら詣り」。八坂神社では午後7時から行われる除夜祭の後、独特の薬草「をけら」を燃やす「をけら火」が一晩中焚かれます。あたりには薬草独特の匂いが広がりますが、この匂いが魔除けとされていて1年通して病気や災いから守ってくれると伝えられてきました。参拝者はこの火を火縄に移して持ち帰ることができます。旅行で来られた方は火を持ち帰るのは難しいかもしれませんが、昼に訪れると「をけら木」に願い事を書いて燃やしてもらうこともできるので、ぜひお詣りしてみて下さい。
開催時間 | 2024年12月31日 19:30頃~ |
住所 | 京都府京都市東山区祇園町北側 |
アクセス | ホテルグレイスリー京都三条より徒歩約20分 ホテルグレイスリー京都三条より徒歩約5分のバス停「四条河原町」からバスで約5分、「祇園」で下車し徒歩約3分 ホテルタビノス京都より徒歩約2分のバス停「河原町五条」からバスで約10分、「祇園」で下車し徒歩約3分 |
URL | https://www.yasaka-jinja.or.jp/ |
下鴨神社が発祥の「みたらし団子」を本場のお店「加茂みたらし茶屋」で堪能
京都最古の神社のひとつと伝わる下鴨神社は初詣にも人気の神社です。下鴨神社の境内には御手洗(みたらし)川・御手洗池があり、どちらも神事に使われる神聖なスポット。実はここがみたらし団子のルーツとされています。下鴨神社のすぐそばにある「加茂みたらし茶屋」は1922年創業の老舗の茶屋で、みたらし団子が名物。発祥の形である「4+1」の1個目と2個目のお団子の間にスペースがある伝統的な形状でみたらし団子が提供されます。黒砂糖風味のタレがたっぷりかかったお団子は、餡が多めで食べ応えたっぷり。お正月には京都風のお雑煮もメニューに加わるので、本場の味を楽しみたい方におすすめです。
営業期間 | 9:30~18:30(水曜定休) 年末年始の営業時間は異なる場合があります |
住所 | 京都府京都市左京区下鴨松ノ木町53 |
アクセス | ホテルグレイスリー京都三条より徒歩約5分のバス停「四条河原町」からバスで約13分、「下鴨神社前」で下車し徒歩約2分 ホテルタビノス京都より徒歩約2分のバス停「河原町五条」からバスで約19分、「下鴨神社前」で下車し徒歩約2分 |
今回の旅の拠点
ホテルグレイスリー京都三条
地下鉄東西線「京都市役所前駅」 徒歩5分