初夏の浅草さんぽと、心ほぐれるホテル時間
風鈴の音が心地よく響く初夏の浅草。晴れた日には、ふらりと着物でおさんぽに出かけたくなる季節です。歴史情緒ただよう浅草の街には、思わず写真に収めたくなる“映えスポット”が点在しています。今回は、浅草でのひとときを彩るおすすめのスポットを3つご紹介。カメラを片手に、下町の魅力を感じる街歩きを楽しんでみませんか?
和の香りに癒される、隠れ家カフェ――SUKEMASA COFFEE(スケマサコーヒー)雷門店

雷門からほど近く、小さな路地に佇む和モダンなカフェ。落ち着いた木目のインテリアに囲まれた店内は、まるで和室のような安心感があり、着物姿にもぴったりの雰囲気。店主こだわりのスペシャルティコーヒーや、抹茶やほうじ茶を使ったラテ、手づくりの焼き菓子が並び、ひとつひとつ丁寧に味わいたくなるものばかり。カウンター越しに差し込む自然光が心地よく、静かに時間が流れるこの空間は、喧騒の浅草にありながらも心がふっとほどけるような場所。SNSでも「浅草カフェでいちばん落ち着ける」と話題で、撮影映えするドリンクや器も人気です。おさんぽの合間に、静かなくつろぎをどうぞ。
営業時間 | 11:00~18:00(L.O.17:30) |
住所 | 東京都台東区浅草2-29-2 |
アクセス | ・ホテルグレイスリー浅草から徒歩で約11分 ・ホテルタビノス浅草から徒歩で約5分 |
URL | https://sukemasa.tokyo/ |
江戸情緒とエンタメが融合する新名所ーー浅草横町

2022年に誕生した“ネオ横丁”スタイルのスポット「浅草横町」は、レトロな看板や提灯に囲まれた空間に、話題のグルメやライブパフォーマンスが集結した注目の場所。江戸の賑わいを現代風に再解釈したような空間には、串焼き・寿司・韓国料理・スイーツまで多彩な屋台風店舗が軒を連ね、どこか懐かしく、どこか新しい魅力にあふれています。浴衣や着物で訪れると、提灯の明かりと相まってタイムスリップしたかのような写真が撮れるのも人気の理由。夜になるとちょうちんが灯り、一層雰囲気が増すため、昼と夜で異なる表情を楽しめるのも魅力です。週末には音楽ライブやパフォーマンスイベントも行われ、思いがけない出会いと刺激に満ちた時間が過ごせます。
営業時間 | 12:00〜23:00 |
住所 | 東京都台東区浅草2丁目6−7 |
アクセス | ・ホテルグレイスリー浅草から徒歩で約9分 ・ホテルタビノス浅草から徒歩で約5分 |
URL | https://asakusayokocho.com/ |
サクッと甘い、小さな幸せーーAsakusa Naniwaya(浅草浪花家)

東京で“たい焼き”と聞けば名が挙がる老舗のひとつ「浪花家」の浅草店。代々受け継がれる伝統の味を守りつつ、観光客も立ち寄りやすいオープンな雰囲気が魅力です。香ばしく焼き上げた極薄の皮と、北海道産小豆の粒あんがぎっしり詰まったたい焼きは、まさに職人技。ひとくち食べれば、サクッとした食感の先にやさしい甘さが広がります。店頭には風情のある提灯が掲げられ、着物姿で立ち寄れば、まるで昭和の映画のワンシーンのような写真に。ベンチに腰かけて味わうのも良し、すこし歩きながらいただくのもまた風情。おさんぽの最後に立ち寄りたくなる“甘い〆”として、ぜひ訪れてみてください。
営業時間 | 11:00〜19:00(平日)、 10:00〜18:00(土日祝) |
住所 | 東京都台東区浅草2-12-4 |
アクセス | ・ホテルグレイスリー浅草から徒歩で約12分 ・ホテルタビノス浅草から徒歩で約2分 |
URL | https://a-naniwaya.com/ |
今回の旅の拠点
ホテルタビノス浅草
つくばエクスプレス浅草駅 徒歩4分/東京メトロ田原町駅 徒歩9分/都営浅草線浅草駅 徒歩12分
ホテルグレイスリー浅草
都営浅草線「浅草駅」 徒歩3分 / 銀座線「浅草駅」 徒歩5分