見て、歩いて、食べて！奈良の歴史を感じられるおすすめイベント&スポット

数々の歴史的建造物が立ち並ぶ、奈良。5月には世界遺産・唐招提寺で伝統行事が開催され、通常とは異なる雰囲気を楽しむことができます。また、現在の奈良は、様々な観光名所を巡るにはちょうど良い気温。お日さまの光を浴びながら、日本最古の道を歩いて歴史を感じるのもいいですよね。目で見て、そして歩いて歴史を感じたら、奈良の伝統料理を食べるのもお忘れなく！

今回は、ホテルフジタ奈良周辺で開催されるイベントと、おすすめスポットをご紹介します。

厄を祓い福を招くハート型うちわがまかれる「中興忌梵網会」

毎年5月19日に、世界遺産・唐招提寺で開催される「中興忌梵網会」。鎌倉時代の中興の高僧・覚盛上人の「不殺生を守る」という徳をたたえ、彼の命日に蚊を追い払うためのうちわを供えるようになったのが始まりだそう。そのため、法要や舞楽奉納だけでなく、「うちわまき」が行われます。病魔退散や魔除けのご利益があるといわれているハート型のうちわが、参拝者にまかれる人気行事。うちわまきに参加できるのは、午前9時に配られる参加券をゲットした400名のみです。ぜひ、挑戦してみては？

開催期間	2019年5月19日 13:00〜
開催場所	唐招提寺（奈良県奈良市五条町13-46）
アクセス	JR奈良駅よりバスで17分、唐招提寺下車すぐ
URL	http://yamatoji.nara-kankou.or.jp/01shaji/02tera/01north_area/toshodaiji/event/0000000002

多くの古人が歌を詠んだ「山の辺の道」

日本最古の道「山の辺の道」。JR桜井駅からスタートする桜井ルートと、JR柳本駅からスタートする天理ルートがあり、それぞれ異なる景色や史跡を見ることができます。桜井ルートでは、男女が集まって歌や飲食などを楽しむ風習「歌垣」が行われ、多くの恋歌が生まれた地・海石榴市（つばいち）を通ります。また、日本最古の神社のひとつ「大美和神社」にも立ち寄ることができますよ。天理ルートの沿道には、巨大古墳、古社、旧跡などが数多く点在。かつて、万葉集の代表的歌人・柿本人麻呂が通った道でもあり、その時の心情が万葉集に収録されています。

天理ルート	http://www.pref.nara.jp/miryoku/aruku/masumasu/koisuru/yamanobe_tenri/index.html
桜井ルート	http://www.pref.nara.jp/miryoku/aruku/masumasu/koisuru/yamanobe_sakurai/index.html
アクセス	柳本駅：JR奈良駅より桜井線で21分 桜井駅：JR奈良駅より桜井線で30分

豊かな香りと優しい味に癒される「味亭 山崎屋」の茶粥

皆さんは、奈良の伝統料理「茶粥」を食べたことはありますか？約1,300年前から日常的に食べられているシンプルな家庭料理で、お茶で炊いたおかゆです。奈良には茶粥を提供しているお店が数多くあり、お店によって使用しているお茶や味付けが異なります。その中でもおすすめの茶粥は、「味亭 山崎屋」でいただける香り豊かなほうじ茶で炊いた茶粥。さらさらしていて、粘り気がないのが特徴です。旬の食材を使用し、茶粥に合う味付けがされているおかずも絶品です。

営業時間	11:15～21:00　月曜定休日（祝日・催事の場合は営業）
住所	奈良県奈良市東向南町5
アクセス	ホテルより徒歩6分
URL	http://ajiyama.com/