現代アートが自然の光や影と一体に。六本木の街中にある路上美術館
国立美術館や六本木ヒルズ内の森美術館、東京ミッドタウン内の21_21 DESIGN SIGHTなど、気軽にアートに触れることができるスポットが多い街・六本木。街の景色にもアートがカラフルな彩りを添えています。そこで今回は、六本木散策をしながら現代アート作品に出会える「六本木トンネル」をご紹介します。
東京都が管理している道路や公園の壁面をキャンバスに見立てて、アーティストに絵を描いてもらう”ストリートペインティング事業”によって誕生したアートスポット「六本木トンネル」。壁面に描かれた個性的な作品が、無機質で殺風景であった空間に命を吹き込んでいます。
作品は、「ジッパー」(北川純作)、「ROPPONGI SEASIDE TUNNEL」(桑久保徹作)、「夕方の絵」(松本力作)、「東京八景」(鮫島大輔作)、「砂漠の中のハイビスカス」(楊雅涼作)の5つ。近づいて見ると作者の遊び心が描かれている部分を発見できたり、トンネルの外からと中からで見え方が異なったりと、まるでトリックアートのよう。柱や人の影、太陽の光が作品の一部となり、その時々によって作品の印象が変化するのも興味深いポイントです。
住所 | 東京都港区六本木7 |
アクセス | 大門駅から都営大江戸線で3駅、六本木駅より徒歩7分 |
今回の旅の拠点
ホテルタビノス浜松町
ゆりかもめ竹芝駅 徒歩2分/JR浜松町駅 徒歩8分/都営大江戸線大門駅 徒歩8分