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サクッとふんわり!注文後に生地から作りあげるホットケーキが自慢。幅広い世代に愛される喫茶店「珈琲天国」

歴史と文化が息づく浅草は、ノルタルジックな雰囲気を味わいながらの街歩きも楽しいもの。そんな浅草には、老舗の甘味処や、女心をくすぐられる可愛いカフェなど、散策途中のちょっとした休憩にぴったりなお店がたくさんあります。その中から今回は、小腹が空いたときに嬉しいホットケーキが自慢の喫茶店「珈琲天国」をご紹介します。

珈琲天国の外観(The exterior of Coffee Tengoku)

珈琲カップの中央に「天国」と描かれたデザインテントと、レンガ作りの外観が特徴的な「珈琲天国」。以前ご紹介した浅草六区通りの入り口近くに位置します。創業は2005年ですが、古き良き時代を彷彿とさせる趣のある佇まいは、もっと前からそこにあったような、温かく懐かしい雰囲気を漂わせています。店内に入ると、人情味溢れる店主が明るい笑顔で迎えてくれます。全15席のお店は、全て店主一人で取り仕切っているそう。

珈琲天国のホットケーキと珈琲(Pancake and coffee offered by Coffee Tengoku)

おすすめは、看板メニューのホットケーキ。生地は、注文が入ってから作りあげるというこだわりよう。甘い香りとともに、キツネ色に焼き上げられたホットケーキが運ばれてくると、レトロで可愛い「天国」という焼印が。均一に火が通る銅版を使って1枚1枚丁寧に焼き上げられたホットケーキは、表面はサクッと軽やかで、中はふんわりとした優しい口当たりが特徴。バターのコクと小麦本来の香りが鼻から抜け、まろやかな甘みが口いっぱいに広がります。メープルシロップとバターがついてきますが、素材の味がストレートに感じられるホットケーキは、そのままでもとっても美味。まずは何もつけずにいただいてみて。
併せて珈琲を注文するのもお忘れなく。一杯一杯丁寧にドリップされた珈琲は、コク深く力強い味わい。ホットケーキとの相性が抜群です。そして、珈琲カップにはユーモアいっぱいの仕掛けが。運が良ければ、珈琲カップの底に描かれた“大吉”という文字に出会えることも。ほかにも、店主が大ファンだというシンガーソングライター・あがた森魚氏がプリントされたカップもありますよ。なにが出るかは珈琲を飲み干すまでのお楽しみ。

珈琲天国のお土産品(Souvenirs sold by Coffee Tengoku)

ちなみに、店内には、地元の職人さんが手作りしているというキュートな珈琲豆缶や名物のホットケーキを再現したマグネット、裁断して中に綿を詰めるとぬいぐるみになる手拭いなど、店主の感性が光るオリジナルグッズがいっぱい。販売も行っているので、足を運んだ際はチェックしてみて。

営業時間12:00〜18:00 火曜定休
住所東京都台東区浅草1-41-9
アクセスホテルグレイスリー浅草:ホテルより徒歩8分
ホテルタビノス浅草:ホテルより徒歩6分
URLhttps://tabelog.com/tokyo/A1311/A131102/13025425/

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