約1400年の歴史を持つ浅草寺の子院「待乳山聖天」。境内から眺められる東京スカイツリー®️が絶景

浅草にある聖観音宗の寺院「待乳山聖天（まつちやましょうてん）」は、浅草名所七福神の1つである毘沙門天を祀っています。こぢんまりとした寺院ですが、境内の落ち着いた雰囲気と、東京スカイツリー®️が眺められる穴場スポットとして話題を集めています。

「待乳山聖天」と呼ばれていますが、正式には「本龍院」だそう。奈良県生駒市の「生駒聖天（宝山寺）」、埼玉県熊谷市の「妻沼聖天（歓喜院）」とともに、日本三大聖天のひとつに数えられている格式高いお寺です。

このお寺のシンボルは、「二股大根」と「巾着」。社殿はもちろん、境内のいたるところに紋章が描かれています。巾着は商売繁盛、大根は夫婦和合や良縁、縁結び、子孫繁栄にご利益があるそう。大根をお供えすることで、人間が持つ迷いや怒り、毒などを大聖天様が消し去ってくれます。大聖天様のエネルギーに満ちた大根は、自宅に持ち帰って調理することも可能です。

さらに待乳山聖天は、東京スカイツリー®️が見られる穴場スポットでもあります。境内の庭園から眺める東京スカイツリー®️は、まさに絶景。境内の木々や寺院とコラボレーションした写真を撮影できます。浅草の活気溢れる雰囲気とは打って変わり、穏やかな空間が広がる「待乳山聖天」。ぜひ皆さまも散策してみてはいかがでしょうか？