晴れの日の子どもとのお出かけに。心ゆくまで遊んで、学んで、食べる”平和島駅”周辺散策ルート
京急本線沿いに位置する「平和島駅」。品川駅からは約10分、羽田空港からは約15分で乗り継ぎなく訪れることができます。都心からのアクセスが良好でありながら、磯遊びができる場所や、木々が生い茂る場所もあり、のんびりとした穏やかな時間が流れているエリアです。今回は、平和島駅より徒歩圏内の範囲で、子連れ散策におすすめの散策ルートを考えてみました。アトラクションのような体験ができる多種類の遊具で遊び、都内初の浜辺のある区立公園で海苔の魅力を知り、和テイストの高級食パンでお腹を満たす。そんな休日を過ごしてみませんか?
ホテルグレイスリー田町から平和島駅までは、都営浅草線三田駅から4駅です。
40個以上もの遊具があるアスレチックコースで、多彩なアクティビティを楽しめる「平和の森公園」
「平和の森公園」は、かつて存在した平和島運河を埋め立てた後に作られた大田区最大の広さを誇る記念公園です。園内は、テニスコートやアスレチックなどがある南側の運動エリアと、芝生広場やひょうたん池など緑豊かな北側の憩いのエリアに分かれます。特に、40個以上もの遊具が設けられたフィールドアスレチックコースは子どもたちに大人気。ネットを登ったり、高い壁を制覇したり、吊り橋を渡ったり、ジップラインを利用したり、と多岐にわたるアクティビティが楽しめますよ。公園を横断するようにかけられた歩道を経由すれば別セクションに行くことができ、揺れる丸太を伝って池を横切ったり、立ち漕ぎ式の樽ボートにチャレンジしたりすることもできます。
開園時間 | 9:30〜15:00 月曜・年末年始休 ※月曜が祝日の場合は、翌平日休 ※降雨・降雪時、雨の翌日等でコンディション不良のときは休園 |
入場料金 | 360円(フィールドアスレチックのみ) |
住所 | 東京都大田区平和の森公園2番1号 |
アクセス | 平和島駅より徒歩8分 |
URL | http://www.city.ota.tokyo.jp/shisetsu/park/heiwanomori.html |
かつて海苔の養殖池として栄えた大森地域の文化を学べる「海苔のふるさと館」
平和島周辺エリアが埋め立てられる前の大森海岸を再現した、都内初の区立”海浜”公園・大森ふるさとの浜辺公園。その敷地内にある「海苔のふるさと館」は、かつて海苔の養殖地として知られた大森地域の文化を体験しながら学べるスポットです。館内では、手仕事で海苔を作っている作業風景を再現したジオラマ展示のほか、竹馬状の海苔下駄を実際に履いてみたり、海苔の収穫者の典型的な服を着用してみたりといった体験も楽しめます。特に、昭和30年代に造船された現存する最後の海苔船の展示は必見。
最上階には小さなラウンジがあり、展望窓からは浜辺公園の白砂や開放的な芝生広場の景色を一望できます。館内を見終えた後は、公園でのピクニックもおすすめです。
開館時間 | 9:00〜17:00(6月~8月は〜19:00まで) 第三月曜日・年末年始休 ※第三月曜日が祝日の場合は、翌平日休 |
入館料 | 無料 |
住所 | 東京都大田区平和の森公園2-2 |
アクセス | 平和島駅より徒歩13分 |
URL | https://www.norimuseum.com/ |
老舗惣菜店の強みを生かした、和テイストの高級食パンを買って帰りたい「題名のないパン屋」
1884年から商いを続けている老舗の佃煮・惣菜専門店が2019年4月にオープンした、テイクアウト専用の高級食パン専門店「題名のないパン屋」。ユニークな店名は、”美味しいに言葉やストーリーはいらない“という思いを込めて付けられたそう。同店では、惣菜に合うように材料を配合した和テイストの食パンを取り扱っており、プレーン・味噌・葡萄の全3種があります。特に、1885年から作り続けられている大豆の香味と麹(こうじ)の甘味を兼ね備えた伝統の甘味噌をパンに独自配合した「無の極み“味噌”」はお店のイチオシ。味噌の保水性を生かしたパン生地の口どけの良さと極限に近いやわらかさを、一度味わうと病みつきになりますよ。
営業時間 | 10:00~18:30 不定休 ※パンがなくなり次第終了 |
住所 | 東京都大田区大森東1丁目12番地4 |
アクセス | 平和島駅より徒歩7分 |
URL | https://mudai-pan.com/ |
今回の旅の拠点
ホテルグレイスリー田町
田町駅 徒歩4分 / 三田駅 徒歩7分