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東京・浜松町。高層ビルの谷間に広がる静寂のオアシスで、日本文化と四季の美を体験してみませんか。

その場所の名は、浜離宮恩賜庭園(はまりきゅうおんしていえん)。江戸時代から続く由緒ある庭園で、季節ごとに異なる表情を見せてくれます。特に新緑がまぶしい5月は、都会の喧騒を忘れ、心と体がすっとほどけていくようなひとときを過ごせる絶好の季節です。この庭園の見どころのひとつが、海水を引き入れて作られた「潮入の池」。満ち引きによって水位が変化する全国でも珍しいつくりで、橋を渡って池を望むと、東京湾とつながっているというスケールの大きさに驚かされます。都心にありながら、自然の営みを肌で感じることができるのです。

中島の御茶屋(Nakajima Tea House)
Photo by @mmruru

そして、訪れたらぜひ足を運んでほしいのが、池の中央に位置する「中島の御茶屋」。風にそよぐ木々の音、鳥のさえずり、池に映る空──そんな穏やかな時間の中でいただく一服の抹茶と和菓子は、まさに贅沢そのもの。椅子に腰かけて一息つけば、まるで江戸の賓客になったような、特別な時間が流れ始めます。この「中島の御茶屋」で体験できる抹茶サービスは、訪日観光客からも人気を集めており、“観光”ではなく“体験”を重視する旅のスタイルにぴったり。日本文化に興味を持つミレニアル世代や外国人旅行者にとって、まさに旅の記憶に残るハイライトになるでしょう。

中島の御茶屋2(Nakajima Tea House)
Photo by @mmruru
営業時間09:00〜17:00(最終入園16:30)
住所東京都中央区浜離宮庭園1-1
アクセス・ホテルタビノス浜松町より徒歩約10分
・ホテルグレイスリー銀座より徒歩約16分
URLhttps://www.tokyo-park.or.jp/park/hama-rikyu/

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